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白日の本店は私が初めて器の展示を行った特別な場所です。
その場所で、7年ぶりに個展を開催する機会を作っていただきました。

当時から変わったこと、変わらずに今なお持ち続けていることを確かめるように制作を行いました。

その答え合わせを行うため、本店で改めて展示を開催する必要があると当時の私は思っていました。
答えとは、制作を続けてきた「これまで」の経過を見て、「これから」の方向性を決めたかったのです。

しかし、設営日を迎え、用意してもらった本展の空間に作品を置いてみても、
具体的な答えは出てこないまま展示が始まりました。

在廊中も「本店にまた作品が置けて嬉しい」以上の感想はなく、
劇的な心境の変化を期待していたわりに、自分の感受性の低さにガッカリしました。

結局、展示が終わってみても答えは出ませんでした。

個展を終えてしばらく経った、2026年5月30日。
白日店主と浅草橋の飲み屋にいました。

いつも通りたわいのない話をして、次の展示について話をしました。

その時ふと、「いつも通り」を続けることも大事なことなのかもしれない、と思いました。
「作品が置けて嬉しい」でじゅうぶん。

また展示をして、終わって、しばらくして飲み屋で次の展示の話をする。

そんな感じで、制作を続けていけたらと今は思っています。


場所 白日
期間 2025年 9月27日−10月5日

店主 西坂晃一
弟子 山本麻い子
弟子 武内
ポスターデザイン サイトヲヒデユキ
展示写真 武内
展示写真 安齋朋恵